森と木のしごと@北大研究林
生態系の保全と両立する林業・森林管理
吉田 俊也 Toshiya YOSHIDA 北海道大学 Hokkaido University
〒096-0071 北海道名寄市字徳田250(北管理部)
TEL:01654-2-4264 FAX:01654-3-7522
yoto(at)fsc.hokudai.ac.jp
北管理部は、北海道北部にある、天塩・中川・雨龍の3研究林を統括しています
Information
2024年8月6日 原谷日菜さんの論文が掲載されました。Haratani, H., Yoshida, T. 2024. Scarification under the canopy of Japanese oak: should pre-harvest treatment coincide with the masting year of acorns? Journal of Forest Research, https://doi.org/10.1080/13416979.2024.2386185
2024年4月5日 仲谷朗さんの論文が掲載されました。
Nakaya, A., Ohno, Y., Ohsaki, H., Yoshida, T. 2023. Tree and stand characteristics associated with the occurrence of false heartwood in individual Japanese white birch trees. Canadian Journal of Forest Research. 54:601-610. DOI: 10.1139/cjfr-2023-0213
2024年3月11日 第165回日本森林学会大会で原谷日菜さんが学生ポスター賞を受賞しました「ミズナラ若齢林の保育:成長と樹形に着目した種内・種間競争の影響解析」
2024年1月21日 ダケカンバの育林と利用について紹介していただきました
2023年9月28日 第72回北方森林学会大会で原谷日菜さんが学生ポスター賞を受賞しました「ミズナラ樹冠下のかき起こし: 堅果の豊作年にあわせた施工が必要か?」
2023年4月1日 原谷日菜さんが研究室メンバ-に加わりました
2023年2月9日 大学院生の仲谷朗さん、修士論文発表会でした。タイトルは「シラカンバ立木個体における偽心の発生条件からみた育林方法」
2022年7月22日 掲載されました。Yoshida, T. et al. 2022. Scarification with surface soil replacement can promote understory reinitiation as well as the growth of a secondary birch stand. Journal of Forest Research, in press. https://doi.org/10.1080/13416979.2022.2091261
2022年7月1日 名寄教育研究棟の新棟で、第1回「北の森林サイエンスカフェ」を行いました
2022年6月23日・25日 旭川デザインウィーク Meet up Furnitureで「白樺プロジェクト」サイエンスカフェを行いました
2022年3月27日 日本森林学会大会(オンライン)に参加しました。ポスター発表「天然生針広混交林の択伐施業地における40年間の変化」
2021年8月10日 掲載されました。Yoshida, T. 2021. Regeneration dynamics on treefall mounds and pits for 10 years after a windfall in a natural mixed forest. Forests, 2021, 12, 1064. https://doi.org/10.3390/f12081064
2021年4月19日 掲載されました。吉田俊也. 2021. 北大中川研究林の照査法試験:現状と課題. 北方林業, 72:46-49.
2021年4月17日 東川町の家具・クラフト市で「白樺プロジェクト」サイエンスカフェを行いました
2021年4月1日 仲谷朗さんが研究室メンバ-に加わりました
2021年3月26日 日本森林学会大会(オンライン)に参加しました。ポスター発表「天然更新補助作業の確実性:かき起こし地の成長に及ぼす地形の影響
」
2021年2月26日 鈴木ななみさんの論文(修士論文を投稿)が掲載されました。Suzuki, N., Yoshida, T., Miyamoto, T., Fukuzawa, K., Taniguchi, T., Yamazaki, H. 2021. Early establishment of spruce (Picea glehnii [Fr. Schm.] Masters) seedlings on disturbed soil with the aim of assisted natural regeneration. Scandinavian Journal of Forest Research, 36: 126-134.
メディア掲載
northern style スロウ
特集「白樺が拓く、森と人の日々」で研究林の取り組みを紹介していただきました 2022年71号
FRAU
「森へ、行きましょう」で雨龍研究林を取材していただきました。2022年5月号
northern style スロウ
特集「森に教わる未来の暮らし」白樺プロジェクトの記事で雨龍研究林を取材していただきました 2020年62号
コンフォルト
特集「インテリアには木を使いたい」で雨龍研究林の紹介を記事にしていただきました 2019年12月 No.171号
雨龍研究林の紹介をしていただきました 2020年9月1日~公開
地域との連携
北大研究林では、木材を利用する地域の方がたと連携を深めています。それぞれのプロジェクトとのかかわりを紹介する文章です
白樺プロジェクト
君の椅子プロジェクト
研究プロジェクト
- 科研費・代表(2020-2022)新たな付加価値を含めた木材利用を考慮した広葉樹の育成
- 科研費・分担(代表:大野泰之 2020-2022)針葉樹人工林の成績の違いが侵入広葉樹の群集構造と動態にどのように影響するのか?
- 科研費・分担(代表:小林真 2019-2023)山腹崩壊後の植生遷移の制限要因の解明と多様な窒素固定植物による植林技術の開発
担当している講義
学部など
- 一般教育演習「北海道北部・冬の自然と人々のくらし(研究林コース)」(全学部1年生)
- 環境と人間・フィールド科学への招待(全学部1年生)
- HUSTEP (Hokkaido Univ. Short-term Exchange Program) 'Environmental Science of Biological Resources' (短期留学生)
- 北海道大学「森林研究・フィールドトレーニング」(全国の大学学部生)
- 学外実習「北大研究林・インターンシップ」(農学部森林科学科)
- 森林保全実習(農学部森林科学科・公開森林実習)
- 森林科学総合実習Ⅱ(冬山実習)(農学部森林科学科)
- 森林空間機能学(農学部森林科学科)
- 森林空間機能学演習(農学部森林科学科・公開森林実習 )
大学院
- 生物生産学基礎論(大学院・環境科学院・生物圏科学専攻)
- フィールド科学基礎論(大学院・環境科学院・生物圏科学専攻)
- 森林圏科学特論Ⅳ(地域資源管理学)(大学院・環境科学院・生物圏科学専攻)
略歴
1967 神奈川県藤沢市生まれ
1985 神奈川県立七里ガ浜高校 卒業
1989 新潟大学農学部林学科 卒業
1989 神奈川県庁 横須賀三浦地区行政センター林務課 技師
1992 神奈川県庁 足柄上地区行政センター林道課 技師
1995 新潟大学大学院農学研究科修士課程 修了
1998 新潟大学大学院自然科学研究科博士後期課程 修了
1998 京都大学生態学研究センター COE研究員
1999 北海道大学農学部附属演習林 助手
2002 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 助手
2007 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 助教
2009 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 准教授
2012 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 教授
現在に至る